資産運用とは、自分が所有している株など資産を運用・管理して増やしていくことです。
この資産運用を活用して、老後資金を蓄えていくことは難しいことではありません。
資産運用で老後資金を備えていくためにやるべきことは、たった3つ。
「勉強する」「信頼できる相談者をつくる」「資産運用を始める」これだけです。
資産運用で老後の不安を軽減していきましょう!
資産運用とは
資産運用とは、自分が所有している現金や株、債券、不動産などを運用、あるいは管理して資産を増やすことです。
たとえば、不動産を所有している場合を考えてみましょう。
所有している不動産を賃貸に出せば家賃収入が得られますし、不動産を売買することで利益を得ることもできます。
このように資産運用では、自分自身だけでなくお金にもしっかり働いてもらうことで、より資産を着実に増やしていくことが可能となります。
資産運用で老後資金を備えられるか
資産運用で老後資金を備えることは可能です。
ただし、やり方には注意が必要です。
資産運用は、株、債券、不動産、金、仮想通貨などさまざまな金融商品を運用することで利益を得ていきます。
一方で、それぞれの金融商品はリスクやリターンが異なってきます。
選び方を間違えると、いざ老後に差し掛かった時に目標とする資産に達していない可能性も…。
忘れてほしくないのは「何のために資産運用をするのか」ということ。

今回でいうと「老後資金のため」だよね。
資産運用をする目的がぶれてしまうと、目先の利益に飛びついたり、暴落に耐えられず狼狽売りをしたり、といつまでも老後資金を貯めることができなくなってしまいます。
資産運用で老後に備える!3つのやるべきこと
資産運用で老後資金を備えるためにやるべきことは、以下の3つです。
- 勉強をする
- 信頼できる相談者を見つける
- 運用を開始する

「老後資金のため」という目的があった場合、これら3つが具体的にどういう内容なのか説明していくよ。
勉強をする
まずやるべきは、老後資金のための資産運用について勉強することです。
資産運用自体まったく分からない人は、まずは基本を勉強していきましょう。
初心者が効率的に資産運用を勉強する方法は、以下の記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
資産運用の基本は分かっているよ、という人が次にやるべきは「老後資金のための資産運用」に焦点を当てた勉強です。
老後資金のための資産運用では、長期で複利効果を得るために運用をやめないこと、そのために資産の値動き幅を適切に保つことが重要となってきます。
「老後資金のための資産運用」について学ぶには、独学もいいですがセミナー受講などで人から教えてもらうのがオススメです。
独学では分からなかったことも、セミナー受講すれば講師などに質問もできるので、より理解を深められます。
セミナーを受ける際の注意点としては、どの企業が主催しているかを事前に調べることです。
例えば不動産会社が主催のセミナーは、セミナー後の個別面談でほぼ確実に不動産投資を進められます。
受講するセミナーを選ぶ際には、不動産会社など特定の商品を持っていない主催者が開催しているものが良いでしょう。
信頼できる相談者を見つける
老後資金のための資産運用をしていく上で、信頼できる相談者を見つけておくことは重要です。
相談できる相手がいることで、運用商品を選ぶ際に、老後資金のために向いている商品はどれか一緒に考えてもらえます。
また、老後に向けた資産運用は20~30年、人によっては40年以上運用していくことになります。
運用している間、資産は必ずしもプラスであるとは限りません。
例えばリーマンショックなどの大規模な金融危機が起きれば、株式や債券などが数十%下落し、それに伴って資産も激減するということは当たり前にあります。
そんな時にどんどん減っていく資産を見て怖くなり、資産運用をやめてしまっては元も子もありません。

実は私も、相場の上下に踊らされて資産運用をやめてしまったことがあるんだよね…。
一方で信頼できる相談者がいれば、相場が厳しい状況でも冷静なアドバイスをもらうことができます。
こういった相手を見つけることは、老後資金のための資産運用を成功させるのに必須とも言えるでしょう。
ちなみに相談者は、自分の商品を持っていない、中立な立場で運用のアドバイスをしてくれる人が適しています。
例えば証券会社の営業など、自分の売り上げを上げなければならない人は、自分が持っている商品の範囲内でしか紹介してくれない可能性が高いです。
老後資金のための資産運用の相談者は、ぜひ中立的な立場でアドバイスをくれる人を選任しましょう。
運用を開始する
老後資金のための資産運用について勉強し、相談者を見つけたら、あとは運用商品を選んで運用を開始するだけです。

勉強しただけで結局運用を始めなかったら、まったくもって意味がないからね。
あとは老後まで、ただひたすら運用を続けるだけです。
定期的な運用商品の見直しは必要ですが、私の経験上、基本はほったらかし、運用していることを気にしないくらいがちょうどいいです。
運用を開始してすぐは、資産推移がどうなっているか気になってしまうのは仕方ありません。
しかし、老後資金のための資産運用はゴールが数十年先です。
自分で資産運用を勉強し、信頼できる人と相談して決めた運用商品を信頼することも大切なことなのです。
まとめ
老後資金のための資産運用について、やるべき3つのことをまとめました。
- 資産運用とは、自分が所有している株など資産を運用・管理して増やしていくこと
- 資産運用で老後資金に備えることは十分可能
- 老後資金のための資産運用でやることは「勉強をする」「信頼できる相談者を見つける」「運用を開始する」の3つ
老後のお金問題は不安なことがたくさんありますが、資産運用を活用して今からしっかり老後に備えていきましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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